仄かな、懐かしい、木の香りが漂ってまいります。
岐阜県、飛騨高山から届く赤杉の折箱でございます。
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日本の全国土の約65%を占める森林。
森林を維持していくためには、ある程度の間引き(間伐)が必要でございまして。
放置しておくと、木々同士がお互いの生育を妨げてしまうため、
森林に必要な光を確保し、健全でスピーディーな成長を促す間伐という
作業が大切な行程となってまいります。
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そこから生まれた間伐材の中でも、建築資材に使われた中心部以外の
いわゆる端材がこの折箱の材料でございます。
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日本人は昔から、こうした折箱を家庭で物入れとして、再利用したり、
頂いた包装紙や紙袋も何かのために取り置きしておくという
精神を併せ持っておりますね。
難しいことをせずとも、古来からの日本の文化を紐解くだけで
実は地球に優しいことが沢山身につくようでございます。
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この世に、人生に必要なことは、文字が誕生してから
4千年とも5千年とも言われておりますが、
恋にしろ、仕事にしろ、処世術にせよ、かなりの部分で
語りつくされているのではないでしょうか。
それを少し紐解いてみることが、自然にエコできることかもしれませんね。
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ご紹介が遅れましたが、冒頭にご案内差し上げました杉の折箱は
webをご覧頂き、お取り寄せのご注文頂いた際にご用意させて頂いております。